歯科ブログ

イヤイヤ期の歯磨きを振り返る |兵庫県川西市の歯科「市川歯科医院」

2018.04.28

イヤイヤ期の歯磨きを振り返る |兵庫県川西市の歯科「市川歯科医院」

お子様の歯磨き

我が家の娘は3歳になりました。

2歳になりたての頃に、下に赤ちゃんが生まれ、そのころからイヤイヤ期と呼ばれる時期に入ったようです。
3歳の今は、歯磨きしようというと、自分で歯磨きをした後、親の膝に転がり、「仕上げはパパ~(ママ~)」といって歯ブラシを親にわたし、自ら口を開けてくれます。
この当たり前の歯磨きの流れが、娘が2歳のころには全く想像つきませんでした。
イヤイヤ期でなくとも多くの子供が、遊んでいるところから普段の生活の歯磨きやお風呂、着替えに移行するのは気が進まない子供が多いかと思います。
我が家の娘も、お風呂に入ろうとなれば洗面所から脱走し、着替えも嫌だと逃げ回り、歯磨きも嫌だと、遊びからなかなか切り替えることができませんでした。

我が家の場合、職業柄、どうしても親が歯磨きに一生懸命になります。こどもに虫歯をつくらないようにという思いが人一倍強いですので、歯磨きをしないという娘へのイライラも人一倍だったのかもしれません。
親のイライラやうんざりの気持ちから逃げたい気持ちも相まって、ますます2歳の娘は歯磨きに対して抵抗感を抱いたのかもしれません。
しかも歯磨きをするまで無駄に気の長いわたしは一時間近くも娘の遊びに付き合って待っていたりしていました。
しかし、これが逆に下に赤ちゃんが生まれ、赤ちゃんにばっかり手をかけていると思っている娘は、歯磨きを嫌だと駄々をこねる間は、親が確実に向き合ってくれると学習してしまっていたようです。

成功は習慣化!

夕ご飯のあとに子供と一緒に遊んで上の子に向き合う時間を取り、歯磨き後の就寝の前には出産後しばらくお休みしていた絵本をゆったりとした気持ちで読む時間を確保し、向き合ってくれる時間がほかにあることを、習慣づけるよう心がけました。
歯磨きノウハウでもなければ、当たり前のようなことですが、、、。

2~3か月たち、3歳になった途端、イヤイヤ期がぱったりと麻疹のように治ったのか、ゆっくり向き合う時間があると学習してくれたのか、歯磨きだけでなく、お風呂の前にだだをこねて、いやだということがいつのまにかパタッとなくなりました。
どうしても、「ここの歯茎が少し腫れ気味だわ」など、細かいところまで気になりがちですが、始終笑顔をいつもの2倍にこころがけています。
歯磨き自体が親子のあたたかいコミュニケーションの一つとなればと思います。

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